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的確なタイミングで塾に相談する親は中学受験に成功する

コラム

塾で仕事をしていると、頻繁に塾に電話をする保護者がいることに気付きます。もちろん、お子様の成績アップのために必要であれば大歓迎なのですが、なかにはそう思えないものがあるのも事実です。一方、子どもの中学受験を成功させる子の親は、実に的確なタイミングで電話してくる傾向があります。中学受験塾にはどんなタイミングでどんな内容の電話をかければいいのでしょうか。

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耳を疑うような電話の内容


・うちの子は宿題をやらなくてもなにも言わないでください
・点数は悪いけどクラスは下げないでください
・カンニングをしても叱らないでください

ここに挙げたのは、すべて実際に受けたことのある電話の内容です。言うまでもなく、塾は志望校合格のために勉強する場所です。こういう保護者に出会うと「いったいどうして子どもを塾に通わせているのだろうか?」と不思議に思ってしまいます。(もちろん、宿題については体調不良や学校行事などの関係で手がまわり切らないことがよくあります)

塾というのは教育サービス業です。「教育業」であるのと同時に「サービス業」の一種ですから、こうした電話の対応には慣れています。ご家庭の方針や受験生本人の性格なども考えたうえで、可能な限り希望の通りに対応するのです。

ただ筆者個人としては、そのお子さんのことをとてもかわいそうに思います

サービス業が恐れることの一つと言えばクレームです。保護者からこのようなことを言われると、塾側は「あの家と関わって大きなクレームになると面倒だから、放っておくことにしよう」と考えるようになってしまいます。当然、お子さんは伸びることなく受験を終えることになりがちです。

また「塾を論破しようとしているのかな?」と思えるような電話をかけてくるご両親が時々いらっしゃいますが、これは得策ではありません。塾と家庭の目的は、あくまでお子さんを希望の中学校に合格させる可能性を少しでも高めること。お互いをそのためのチームのメンバーだと考え、対等な関係を築いていくのがベストです。

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 塾に電話をかけるべきタイミングとポイント

筆者はもちろん、「塾に電話してはいけない」と言っているわけではありません。中学入試は受験生本人と保護者、そして塾の三位一体になって突破するもの。なにか問題が起きたときには積極的に相談して解決を図るべきです。

では、具体的にどのようなときに塾に電話すればいいのでしょうか。

・お子さんが塾を辞めたいと言い出した
・定期的なテストの成績が振るわなかった
・小テストでよくない成績が続いている
・宿題はしっかりやっているつもりだが、結果につながらず困っている
・最近、子どものモチベーションが上がらず困っている

塾はこうした内容にはしっかりと耳を傾け、問題解決のために動きだしてくれます。ただし、塾に電話するときにはいくつかのポイントを押さえていることが大切です。

・なにを質問したいのか、あるはなにを相談したいのかをはっきりさせておくこと
・子どもがしっかりと勉強していること
・同じ話を何度もしないこと

もっとも大切なのは、子どもがしっかり勉強に取り組んでいることです。塾側としては、勉強をがんばっていると思えない子の保護者から「テストの成績が振るわなかった」と相談されても困ります。「なかなか宿題もやってくれていないので仕方ないですね……。まずは宿題をやりましょう」としか答えようがないからです。(もちろん、本人にとって宿題の量が多すぎるなどの事情があるときは、負担を軽くするなどの対策を考えることはあります)

なにを質問したいのかをはっきりさせておくことも大切です。要点が不明確な電話を受けることが多々ありますが、その場合は「いったいなんのための電話なのだろう」というところからヒアリングしなけれなりません。これは非常に効率が悪いのです。

たとえば、「お子さんが塾をやめたいと言い出した」や「子どものやる気がアップしない」の場合であれば、以下のような質問が考えられます。

最近、うちの子に塾で変わった様子はありませんでしたか?

やめたいと言っている子どもにこのまま勉強を続けさせる意味はありますか?

一度やめたいと言った受験生が気持ちを立て直して、志望校に合格した事例はありますか?

このように「なにを聞きたいのか」を明確にしておくと、塾側はお子さんの様子や過去の事例から話しやすくなるため有意義な電話になります。

塾へ電話する目的は愚痴を聞いてもらうことはありません。お子さんの学力アップと志望校合格のための建設的な内容になるよう気をつけましょう。

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的確なタイミングで塾に相談することのメリット

的確なタイミングで塾に相談することには、適切なアドバイスをもらえること以外にもメリットがあります。それは電話以降、塾の担当講師が注意してお子さんを見てくれるようになるということです。

集団指導塾の場合、講師は1人で何人もの生徒を担当しています。生徒の数は多いところで40名以上になることも。もちろんできるだけ生徒全員に気を配るようにしていますが、実際には目が届きやすい子とそうでない子がいるものです。ところが、的確なタイミングで電話があると講師同士が情報を共有して、「この子にはいま問題があるんだったな」と気にかけるようになります。

本来このようなことはあってはならないことかもしれません。しかし、講師も人間です。それぞれにキャパがある以上、ある程度仕方ないと言わざるを得ないでしょう。中学受験に成功する子のご両親はこうした事情をよく理解して、塾を上手に“利用”するのです。

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まとめ

中学受験に成功するためには、適切なタイミングで塾に電話をすることが大切。塾の意識が自分の子どもに向くよう、建設的な話し合いをしましょう。