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中学受験に合格する直前期(12~1月)の過ごし方|勉強法や小学校との関わり方も

コラム

いよいよ中学入試本番1か月前となりました。1月になれば千葉県と埼玉県、関西をはじめ、各地方で入試がスタート。子どもたちは、生まれてはじめての入試に挑みます。入試まで時間はありませんが、まだまだできることはあります。この時期にはどんなことに気を付け、どんなことに取り組めばいいのでしょうか。

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6年生の冬にやるべきこと

各塾で本番を想定した冬期講習が開催されるなど、受験勉強は大詰めを迎えます。お子さんが肉体的・精神的な疲労のピークを迎えるこの時期は、以下のことに注意してください。

「12月(年内)で受験勉強は完成」という意識を持っておく

中学入試は1月からはじまります。実際には中学受験生は本番1分前まで学力を伸ばせるものですが、いったん12月いっぱいで受験勉強を完成させるつもりでいましょう。9月以降に取り組んできた過去問もこの時期までに終わらせておくといいですね。

受験スケジュールを完全に決定する

春以降に組んできた受験スケジュールをいよいよ完成させます。「2月1日に受験した学校に合格した場合はこのプラン。万一不合格になってしまった場合はこのプラン」といったように複数の受験パターンを設定しておくことが大切です。以前とは異なりネット出願になったため、無駄なコストをかけることなくかなり柔軟にパターンを組めるでしょう。

学力の維持

「6年12月からなんとか一発逆転する方法はないものか……」という気持ちはわからなくもないのですが、この時期から飛躍的に力を伸ばすことは非常に難しいことです。ただでさえ、周りの受験生も頑張っている時期。偏差値を大幅に上げるためには、周りの受験生が追いつけないほどのスピードで成長する必要があります。特に算数や国語ではまず不可能と言わざるを得ません。厳しい言い方かもしれませんがこれが現実です。

この時期にやることは学力の維持です。これまでできていたのにできなくなっていたものが見つかったらすぐに復習してできるようにしておきましょう。ただ、すべての模試が終了し、過去問もなくなったこの時期にこうしたチェックをするのは難しいものです。塾での授業を復習しながら取り組むのがいいでしょう。

暗記で得点の底上げ

東京・神奈川の中学校を第一志望校にする受験生は1月に入ったら、暗記で得点できる科目や分野に力を入れましょう。理科や社会、漢字、言葉の知識に抜けはないかをしっかり確認。暗記でどれだけ得点がアップするかは出題される問題にもよりますが、わずかでも確実に伸ばすことができます。もし入試本番でボーダーライン付近の得点だったとすると、暗記の2点で合否が決まるかもしれないのです。

朝方の生活の維持

1月に入って小学校を休むようになると、子どもの生活リズムが乱れがちになります。「昨日がんばって勉強していたし、疲れているんだろうな……」と寝坊を許してはいけません。疲れている子どもにはかわいそうですが、心を鬼にして朝方の生活を維持させてください。実際の入試日に起きなければいけない時間を調べておき、その時間には起床する習慣をつけておきましょう。入試というのは学力だけで合否が決まるものではありません。こうした細かな点で差がつくことがあるのです。

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入試直前期に親がやること

6年生の冬まで来たら、親御さんがやることはたったの2つしかありません。

健康管理

もっとも大切なのは健康管理です。インフルエンザやノロウイルスなどに感染しないよう充分気を付けてください。家庭の方針や子どもの性格にもよりますが、1月の途中から小学校を休ませるのも予防の方法です。体育などに参加しなくてよくなる分だけ、ケガのリスクも減らせます。

メンタル面の管理

子どもたちは6年生の冬までにさまざまな経験をしてきました。あらゆる事態に対して耐性ができているはずですが、冬期講習の演習授業で思うように得点できずに落ち込んでしまう子もよくいます。万一悔しくて泣いているようなときは「あなたがいままでやってきたことを思い出して自信を持とうね」などのポジティブな声をかけてください。

このときに大切なのは、具体的に話すことです。「9月にも辛いことがあったでしょ? でも、こんなことをやって乗り切ってきたよね」、「2月に6年生になったばかりのことを思い出してごらん。あの問題を間違えていたよね。でも、いまは当たり前のようにできるでしょ? あなたはすごく勉強ができるようになっているのよ」というように、具体的なエピソードをしっかり伝えると励みになります。過去のテストやテキストを出してきて、目に見えるようにしてあげるとさらにいいですね。

親御さんから見てなかなかがんばれなかった子もいるかもしれませんが、本人なりの努力はしてきたはず。この段階でネガティブな面に目を向けるメリットはありません。がんばれたことやできたことに目を向けて、前向きになれるよう配慮してあげてください。

1月校に合格しても気を抜かないように

2月1日から入試が行われる東京・神奈川の中学校を第一志望にしている受験生は、1月に千葉・埼玉をはじめとする地方の学校を受けると思います。これは“受験慣れ”することを目的にしているわけですから、灘や西大和、東大寺学園、ラ・サール、栄東などの難関校を受けるのではない限り合格して帰ってくることが多いはずです。

ただ、子どもがここで気を抜かないようにくれぐれも注意。あくまでも第一志望校の入試は2月におこなわれるのだということを忘れないようにさせてください。

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1月は小学校を休ませるべき? 通わせるべき?

毎年直前期にいただくのが、「1月は学校を休ませるべきか、それとも通わせるべきか」という質問です。筆者は「それはご家庭の方針によって異なりますから、どういう選択をしても正解です」と答えることにしています。

「風邪やケガのリスクが恐いから1月は完全に休ませます」というご家庭もあれば、「本人が行きたいというので前日までしっかり学校に行かせます」といいうご家庭もあります。

1月に学校を休んで個別指導に通ったり、家庭教師に教わったりする受験生もいるようです。どれが正しくてどれが間違っているということはありません。ご家庭の方針や受験生本人の希望と相談して決めればいいと思っています。

ただし小学校を休むのであれば、万一全落ちしたときのリスクも考えておくべきです。仮に1月の頭から約1か月間休んだとしましょう。その結果、全落ちした場合どのようなことが起こるでしょうか。

受験生は遅くても2月7日あたりから普通の小学生に戻り学校に通いはじめます。周りには第一志望や第二志望、そうでなくてもどこかの私立中学校に合格して笑顔の絶えない空ラスメイトたち。一方、自分は全滅。しかも、1か月ものあいだ学校を休んで勉強したにもかかわらずどの中学校にも合格しなかったのです。ただ教室の机にいるだけでもいたたまれない気持ちになってくるのではないでしょうか。

中学受験しなかった子どもたちのあいだで「あいつは学校を1か月も休んだのにどこにも合格しなかったらしいぜ」という噂が広まったとしたら、事態はさらに悪化します。小学校を卒業してからも彼らと同じ公立中学校に進学しなければならないからです。最悪の場合、「学校を休んだのに不合格になったやつ」というレッテルを1年以上も貼られたままになってしまうかもしれません。

筆者個人としてはインフルエンザやノロウイルス、ケガなどのリスクを考えて、1月に入ったらどこかのタイミングで小学校を休むべきだと思っています。ただ、休むのであれば、その後のことまで考えておかなければいけないとも思っています。

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小学校には中学受験のことをどう伝える?

中学受験するお子さんも小学生であることに変わりはありません。大前提として直前期よりも前からできる範囲で小学校の先生とも良好な関係を築いておきましょう。なにか協力してほしいことが出てきたとき、ストレスなくお願いすることができます。

ただ、小学校の先生のなかには中学受験に反対している人もいるものです。その場合、志望校の具体的な名前については伏せておくのが得策。もちろん入試当日は学校を休まなければならないので、完全に秘密におしておくことはできません。

そうだとは言え「2/1~2/5まで休む可能性があります」、「子どもが恥ずかしいと言っているので志望校については申し訳ありません」と伝えるにとどめましょう。低姿勢で伝えればそれ以上深くは追ってこないはずです。くれぐれもケンカごしにならないよう注意しましょう。

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まとめ

  • 「年内(12月いっぱい)ですべての勉強が終了」という意識を持つ
  • 1月に入ったら学力を伸ばすことよりも維持することを心掛ける
  • 暗記で得点の底上げをはかる
  • 1月は体調管理が最優先 インフルエンザなどの病気にかからないよう注意
  • 1月に学校を休むか休まないかはご家庭の方針次第 朝方の生活を崩さないよう注意
  • ご両親はお子さんの肉体面と精神面の両方をケア

6年生の冬は受験スケジュールを固定。12月いっぱいで受験勉強を完成させる意識を持ち、学力の維持と暗記分野の取りこぼしを防止する方向にシフトする。1月に小学校を休む場合は、朝方の生活をキープできるよう気を付ける。1月校に合格した場合は、子どもが気を抜かないよう注意が必要。