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中学受験の勉強、低学年のうちにやっておくこと|もっとも大切なことは

低学年の子と両親 コラム

中学受験の勉強を本格的に開始するのは4年生からで充分です。超難関校に合格する受験生も、ほとんどは新4年生(現3年生)の2月に入塾します。ただ、それまでなにもしなかった子が新4年生になって勉強をはじめたからといって、いきなり飛躍的に力を伸ばすケースはありません。勉強にも基礎体力が必要なのです。低学年(1~3年生)のうちはどんなことに気をつければいいのでしょうか?

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低学年のうちに大切な3つのこと

低学年のうちに大切なことは主に3つあります

大切なこと1 お子さんに「勉強って楽しい!」と思わせる

低学年のうちにもっとも大切なことは、「勉強=楽しいこと」と思わせることです。

たとえば、本を読むのが好きなお子さんにはどんどん与え、新しい世界に触れさせましょう。お子さんが読み終わったら、感想を聞いてみるといいですね。「おもしろかった」「かわいそうだった」という答えしか返ってこない場合は、「どんなところがよかった?」などと問いかけて掘り下げられるようにしてあげましょう。「掘り下げる」という作業によってお子さんの「表現力」が磨かれます。これが4年生以降の国語力の基礎となるのです。学校から数行日記の宿題が出されているときは、本の感想を書かせてあげると文字を使った表現力の育成につながります。

本が好きではないお子さんには、短めの物語を読み聞かせするといいですね。要所で「わ、おどろいたね」「どうして、この子(主人公などの登場人物)はこんなことをしたんだろうね?」などと声をかけたり問いかけたりしてあげると、お子さんが自然に考えることができます。

いずれにしても、お子さんががんばったことを否定しないことが重要です。どんなに稚拙に見えても、できたことやがんばったことを肯定しオーバーなぐらい褒めてあげるよう心がけてください。ここでは国語を例にしましたが、これは算数でも同じです。

大切なこと2 習い事はどんどんやらせる

将来的に中学受験を考えていると、つい国語や算数などの勉強ばかりさせたくなりがちです。もちろん、低学年のうちに国語や算数の勉強をさせるのは悪いことではありません。しかし、机の前に座らせて何時間も勉強させるのはよくありません。

お子さんが興味を持つことがあれば、国語や算数ではなくてもどんどんやらせてあげましょう。野球やサッカー、テニス、器械体操、ピアノ、バイオリン……など習い事はたくさんあります。

「習い事をやらせても勉強ができるようにはならないのでは?」と思うかもしれません。その通りです。習い事はすぐに学力を向上させるものではありません。しかし、習い事に取り組むなかで、子どもたちはさまざまことを経験します。この「経験」が中学受験には大切です。

6年生になると、受験勉強は机のうえですることになりがちです。もちろん、それが正しい勉強方法でしょう。ただ、低学年のうちにさまざまなことを経験してきた子たちは、あるとき急に伸びていくことがあります。それはおそらく、「知っていることをどう工夫して使えば成果につながるか」をこれまでの経験から理解しているからだと思われます。

スポーツ系にしろ文化系にしろ、習い事をしていると「力の向上」を常に求められるものです。そのときに頼れるのは、自分がすでに持っている知識。これをどう使えば高い成果を得られるかを、子どもたちは考えます。

習い事での試行錯誤は、受験勉強が本格化したあとぐいぐい力を伸ばすための原動力です。まだ時間のある低学年のうちに、お子さんには興味のある習い事をやらせてあげてください。

大切なこと3 その他 お子さんの知的好奇心の芽を育む

低学年のお子さんは知的好奇心の塊です。お子さんが「なぜ?」「なに?」と聞いてきたら、面倒くさがらずに答えてあげましょう。わからない場合は辞書や事典で一緒に調べると、調べ学習の基礎ができます。

お子さんが夢中になっているものを否定しないことも大切です。自由に学ぶなかで、「知らないことを知るのっておもしろい!」という気持ちが生まれてきます。「そんなものに詳しくてもなにも偉くない」などといった言葉をかけるのは愚の骨頂です。鉄道や自動車、生物など勉強に関係なさそうに見えても、意外なところで勉強の役に立つことはあります。お子さんはさまざまなものから知識を得て、最終的に結び付けていくものです。「百聞は一見に如かず」ということわざがあります。朝顔が咲く瞬間でもセミの幼虫の脱皮でも、「見たことがある」という経験がとても大切なのです。

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勉強面ですべきこと

勉強面で科目ごとに注意すべきことを紹介します。

低学年の国語

文章を読むことを当たり前のことにすることが大切です。また、言葉や文字での表現力もこの時期にできる伸ばしておきましょう。先ほど説明したような方法をアレンジしながら取り組んでみてください。

ひらがなやカタカナ、漢字の読み書きも大切にしましょう。6年生になっても基本的な文字を間違える子がよくいますが、これは低学年のときに正しい字を覚えてこなかったのが原因です。低学年のうちに正しく字を覚えれば、その分だけ高学年での得点につながります。

このとき、筆順をしっかり身につけるようにしてください。2014年の開成中学で、ひらがなの「や」と「ら」、カタカナの「ヲ」の筆順が出題されました。軽視されがちな筆順ですが、超難関校で問われることもあるということです。5、6年生になると他の勉強で忙しく、筆順を総復習している余裕はありません。はじめて触れたときに覚えてしまうことが大切です。

低学年の算数

算数は、計算問題をたくさんこなしましょう。はじめは時間がかかるかもしれませんが、少しずつ速くなっていきます。単純作業で飽きてしまう場合は「制限時間5分のなかでどれぐらい正解できるか……」といったようにゲーム性を持たせるといいですね。カッコイイ(かわいい)シールなどを利用して成果を“見える化”してあげると、さらにおもしろくなりますね。

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生活面ですべきこと

6年生になって最後までがんばり抜くことができるのは、「適切に努力すれば達成できる可能性があること」や「達成する喜び」を知っているお子さんです。この気持ちがあるからこそ、クラスや偏差値が下がって辛い時期を乗り越えることができるのでしょう。

こうしたマインドは塾に入ってすぐに身につくものではありません。普段からお子さんがそう感じるような環境に身を置かせる必要があります。野球やサッカーといったスポーツ、そろばんやピアノなどの習い事は、こうした精神性を育てるのにぴったりです。

大切なのはとにかく褒めること。お子さんが少しがんばれば達成できる小さな目標を設定して、それをクリアしたらどんどん褒めましょう。目標が小さい分だけ褒められる回数が増えるため、お子さんが「がんばって褒められるのって嬉しい!」という気持ちを持ちやすくなります。

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まとめ

低学年のお子さんにとって大切なことは、「勉強って楽しい!」と感じること。生活面も含めて小さな目標をたくさんクリアさせ、達成する喜びを感じさせてください。