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中学受験に役立つ習い事は?いつまで続ける?2000人以上を担当した塾講師が解説

コラム

中学受験を検討する方のご両親から「中学受験に役立ちそうな習い事はありますか?」と聞かれることがあります。実際のところ、お子さんたちの様子を見ていると「この習い事は確かに役に立っているようだな」と感じることがあるものです。塾講師・家庭教師として2000人以上の中学受験生を担当してきた経験から、中学受験生におすすめの習い事を紹介します。「いつまで続けられるか?」も合わせて説明しますね。

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中学受験に役立つ習い事は?

将来、中学受験を考えるのなら、どんな習い事がおすすめでしょうか。

そろばん

筆者個人として圧倒的に「これはやらせるべき!」と考えているのが「そろばん」です。

私が子どものころ、どうしても勝てない友人がいました。演習中やテスト中の彼の様子を見ていると、机のうえで親指や人差し指を高速で動かしています。そろばんの暗算特有の動きです。彼は足し算、引き算はもちろんのこと、掛け算や割り算まで、手間のかかる計算は暗算していたのですね。当然、必死で筆算をする私よりも速いスピードで次々と問題をこなしていきました。

塾講師・家庭教師になってからも、私は同じような光景を何でも見ています。そろばんである程度のレベルまで到達している受験生は、机のうえで指を動かしながら暗算しているわけです。彼ら彼女らの計算は速くて正確。制限時間内で問題を解く必要のある中学受験の算数で、そろばんが役に立たないわけはありませんよね

スポーツ&音楽

スポーツ系や音楽系の習い事をしている子は後半になって力をグングン伸ばしていく印象があります。スポーツや音楽をやっている受験生は、なぜ強さを発揮するのでしょうか。考えられる理由は2つあります。

まずは、コツコツ取り組むことで上達することを知っているから。スポーツでも音楽でも、いきなり上手にできることはありません。野球、サッカー、スイミング、空手、少林寺、ピアノ、バイオリンなど……どんなものでも上達するには繰り返し何度もチャレンジする必要があります。

スポーツや音楽をやっている受験生は、こうしたことを経験的に知っています。受験勉強でも、当たり前のようにコツコツ取り組めるのです。

もうひとつは、なかなか成績が上がらなくても変わらずに努力できるから。中学受験塾ではテストのたびに偏差値が弾き出され、クラス昇降がおこなわれます。また模試があれば「合格可能性○○%」という形で自分の力を突き付けられることになるのです。中学生、高校生にとっては当たり前のことでも、まだ12歳の小学生にとっては残酷。テスト結果を見た瞬間に「もう受験なんてやめるー!」と大号泣してしまう受験生は、毎年何人もいます。

スポーツや音楽をやっている子が、こうしたダメージを受けないわけではありません。彼ら・彼女らだって成績が悪ければ落ち込みます。ただ、そこからの立ち直りが早い。結果を受け止めて反省し、再びコツコツやりはじめるのです。おそらくスポーツや音楽で同じような経験するなかで、結局はコツコツ続けるしかないということを知っているのでしょう。

筆者は精神論を礼賛したいタイプの人間ではありません。しかし、中学受験は結局、コツコツ努力した子がいい思いをするようにできています。15年の経験からこれは明らかです。スポーツや音楽に打ち込んだ経験のある子にはそのベースができているんですね。

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中学受験と習い事を両立するには?

筆者は「そろばん」「スポーツ」「音楽」の習い事は、特に中学受験に役立つと考えています。しかしながら、これらは中学受験の勉強と直接関係しているわけではありません。習い事と並行して受験勉強も続けていく必要があります。

ここで問題になることがあります。それは、「中学受験と習い事を両立するにはどうすればいいか?」ということです。

私が担当した受験生にこんな子がいました。

筆者「あれ、今週も宿題できてないね。どうしたの?」
Aくん「時間がありませんでした」
筆者「時間がないって言っても、1週間あったし土日はお休みでしょ?」
Aくん「火曜はサッカー、木曜はバイオリン、土曜は体操、日曜はまたサッカーがあって……」
筆者「え、習い事を3つもやっているの? それは確かに時間がないよね」
Aくん「サッカー以外はもう辞めたいんですけど、お母さんが辞めさせてくれなくて……」

 

この受験生の問題は習い事を3つもやっており、お母様が強硬に「続けさせる」と主張していたことでした。お母様曰く、「一度はじめたことを途中でやめるのはよくありません」とのこと。

お母様のその気持ちもわかります。ただ、受験生本人は明らかに疲労困ぱいの様子。これでは何のために習い事をさせているのかわかりませんよね。

中学受験の勉強には、想像以上の時間と労力が必要です。学年が上がるのにあわせて、習い事を減らしていきましょう。5年生後期ぐらいまでには、1つにするといいですね。

継続する習い事は、受験生本人が楽しめるものになるものにしましょう。そういうものなら、受験勉強のストレス解消になります。逆にやりたくない習い事を続けさせるのは、勉強のマイナスにしかなりません。

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中学受験するなら、習い事はいつまで続ける?

習い事を1つにしたとしても、入試終了まで続けられるのは難しいものです。どこかのタイミングで辞めるときが来るものです。いつまでに決断すればいいのでしょうか。

筆者としては6年生になるまでに中学受験1本に集中できる環境を整えるべきだと考えています。率直に言えば、「難関校に合格! 習い事も最後まで継続したよ!」という受験生を、筆者は見たことがありません。もし筆者の知らないところに存在していたとしても、ほんの一握りの話。一般的に6年生になると同時に勉強量が増え、後期になるととても習い事どころではなくなってしまいます。

もし本当に好きなことなのであれば、合格してから再開しましょう。ほんの数か月のブランクなど吹き飛ばしてしまえばいいのです。

ただ、野球やサッカーなどのチームスポーツの場合、簡単には辞められない事情もあると思います。たとえば「夏の大会が終わるまで」というように、節目を上手に活用して辞めるようにするといいですね。

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まとめ

【中学受験に役立つ習い事は?】

・そろばん
 →暗算で掛け算、割り算までできるようなレベルになると大きな武器になる
・スポーツ
・音楽

【中学受験と習い事を両立するには?】

・いくつも習い事をするのはNG! 受験生が楽しめるもの1つにしぼる

【習い事はいつまで続けられる?】

・6年生になるまでに辞めるのが理想
 →どうしても続けるのなら、「夏の大会が終わるまで」のように節目を使う