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中学受験で秋(9月~12月)に逆転するための過ごし方

コラム

6年生の秋(9月~12月)は、志望校に合格する意志を固め、夏につけた学力を入試突破のための得点力に昇華していく時期です。この3~4か月のあいだ順調に勉強が進めば、これまでの何倍も学力を伸ばすことができます。これまで下位クラスに低迷していた受験生が大きく飛躍するのもこの時期です。一方で上位クラスにいたお子さんが調子を崩してしまうのもこの時期。家庭と塾が一緒になってサポートする必要があります。

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6年生の秋にやるべきこと

6年生の秋にはやるべきことがたくさんあります。

志望校合格の意志を固める

受験生であれば、この時期までに第1志望校が決まっているはずです。そうだとは言え、「僕はもう学力が足りているから明日入試があっても大丈夫」という子はいません。どの受験生も自分の力よりも上の中学校を目指しているからです。

たいていの場合、ある受験生が第1志望校に掲げている学校は、他の多くの子も第1志望校に掲げているもの。生半可な気持ちで合格することはできません。だからこそ、受験勉強の負担が一気に増すこの時期に、合格への意志をもう一度固める必要があるのです。家族のなかだけで構いませんので、「○○中学に絶対に合格する!」と声に出して宣言させて、モチベーションのアップを図ってください。

具体的な受験スケジュールを決定する

第1志望校が決まったら、第2志望、第3志望……と順次決めていきます。そのうえで具体的な受験スケジュールを組みましょう。

春にスケジュールを考えたときは入試日程が重なっても問題ないとしましたが、秋に組むときはそれではいけません。どうしても重なってしまうときは、複数のパターンを組んでみるといいですね。「2月1日は○○中学を受験→その合否は2月2日にわかるから、その結果次第で2月3日を△△中学と□□中学のどちらを受験するか決める」といった具合です。

過去問を使って志望校の傾向を体に染み込ませる

過去問を解きはじめる時期は6年生の9月がベストです。夏まではまだまだ基礎体力をつける時期なので、学力が入試問題に追いついていません。一方、10月以降では入試までの時間的余裕がなく、必要な分だけ解き切ることができません。9月に過去問をスタートするために、あらかじめ過去問題集を用意しておいてください。

大切なのは、過去問を解く目的を忘れないこと。過去問を解きまくれば合格できると考える方がいらっしゃいますが、それは間違いです。

過去問を解く目的は志望校の出題形式や傾向を知ること。毎年の形式がわかれば、入試当日に安心して問題を解くことができます。また、「算数では必ず空間図形が出る」「国語では漢字は15問出題される」などの傾向がわかれば、普段どのようなところを意識して勉強すればいいかわかります。

ただし「過去問」はあくまで「過去に出題された問題」です。同じ問題が出ることは2度とありませんし、いきなり入試の形式が変わることもあります。実際、数年前に女子学院の国語の問題形式が突然変わったことがありました。前年までの過去問に慣れきっていた受験生は、問題用紙を前に慌てたことでしょう。

こんなときに物を言うのは、基礎的な学力とあらゆる問題を解いてきた経験! こうした力は過去問ばかり解いてきたのでは身につけることができません。授業のときに「自分が受験する中学校ではこういう問題は出ないから適当でいいや」と考えずに、どんな問題にも真剣に取り組む姿勢が大切です!

反復練習でできる問題の解き方を叩きこむ

最近の中学入試では、思考力が問われる問題が増えてきたといわれます。これは確かに事実なのですが、すべての学校がこの傾向を強めているわけではありません。実際には、考え方を理解して反復すれば解ける問題が多くあるのです。

逆に言えば、こうした問題を落としてしまうと合格は近づいてきません。模試が返ってきたら正答率50%以上の問題は必ず正解できるように復習しておきましょう。

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6年生の秋に親がやるべきこと

6年生の9月以降は、実際に勉強する前の作業が膨大になります。たとえば、過去問のコピーには意外と時間がかかるものです。「自分の勉強のためなのだから自分でやらせるべきだ」という意見もよくわかるのですが、子どもはコピーを取るのにも時間がかかります。こうした煩雑な作業をする時間があったら、勉強に使わせたほうが効率的です。

「中学入試は親子の受験」といわれます。「子どもの役割は勉強すること、親の役割はサポートすること」という意識で手伝ってあげてください。

また、6年生の秋はテストが続く時期です。平日は塾で勉強して土日はテスト……ということも珍しくありません。そのたびにクラスが上がったり下がったりするだけでなく、偏差値と合格可能性が数字によって表されます。順調に成績が上がっていけばいいのですが、そうなることは稀。テストのあとに「もう受験なんてやめる!」と泣いている受験生が毎年たくさんいます。こうした精神面のケアをするのも親の役割です。塾を利用しながら、子どもの気持ちを安定させてあげてください。

模試で一喜一憂することに意味はありません。「受験者全体の正答率が高いのにお子さんはできていない問題」に的をしぼってしっかり復習してするのがポイント! 受験する学校にもよりますが、正当率が極端に低い問題に何時間もかける必要はありません。どの問題を身につければいいのかわからないときは、塾の先生に「うちの子の志望校であれば、最低どの問題を取れるようにしておけばいいでしょうか?」と質問してみましょう!

健康の管理も大切です。秋と言えば、運動会や発表会など小学校でさまざまなイベントが行われる時期。最上級生ということで、中心的な役割を担わなければならなくなります。これを受験勉強と並行していくわけですから、お子さんの体力はどんどん奪われます。

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まとめ

6年生の秋には……
  • 志望校合格への意志を固める
  • 具体的な入試スケジュールを決定する
  • 過去問で志望校の入試傾向を体に染み込ませる
  • 反復練習でできる問題の解き方を叩き込む
  • 親御さんはお子さんの体調面と精神面のケア

6年生の9月~12月は受験に向けてモチベーションを高めて勉強していく時期。子どもに志望校への気持ちを固めさせると同時に心身ともに安定していられるようサポートしてあげてください。

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